暗号資産の基礎知識

暗号資産って何?初心者向けに分かりやすく解説!

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また、本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。

「暗号資産って聞いたことあるけど、正直よくわからない…」

そんな方に向けて、この記事では暗号資産の基礎を丁寧に解説します。

暗号資産に関する正しい知識を得ることで、得体のしれないものに投資をするのではなく、根拠に基づいて自信を持った投資をすることができます。

カニエ
カニエ

実際に僕も、暗号資産の基礎を体系的に学んだことで、価格が下がっても売らずに保有し続けて100万円以上の利益を出すことができました。

本記事の前半では、暗号資産の特徴や使い道、メリット・デメリットを解説。

後半では、暗号資産の歴史やマイニングの仕組みまで丁寧に解説していきます。

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暗号資産って何?

暗号資産って何?の見出し下アイキャッチ画像

暗号資産とは、2009年に誕生した世界初のデジタル通貨です。

紙やコインのような実物はなく、すべて電子データでやり取りされます。

最大の特徴は、ブロックチェーンという技術によって不正や改ざんがほぼ不可能な仕組みになっている点です。

代表的な暗号資産にはビットコインやイーサリアムがあり、スマホが1台とネット環境さえあれば世界中どこでも決済や送金ができます。

カニエ
カニエ

まさに、次世代の通貨として世界中で注目を集めているのが暗号資産なんです。

暗号資産の特徴4つ

暗号資産の4つの特徴の見出し下アイキャッチ画像

そんな暗号資産の特徴は主に以下の4つです。

デジタル通貨である

先ほども少し触れましたが、1つ目の特徴はデジタル通貨であることです。

例えば日本円の場合、百円玉や一万円札などをイメージすると思いますが、暗号資産の場合は実物の硬貨や紙幣は存在しません。

つまり、数字そのものが価値を持ち、すべてがデータで動いているということです。

紙幣とデジタル通貨を並べた画像
カニエ
カニエ

ATMの残高画面を思い浮かべるとイメージしやすいですね。ただの数字がお金と同じような価値を持っているんです。

発行主体が存在しない

2つ目の特徴は、発行主体が存在しないことです。

僕たちが普段使ってるお金は、国が価値を保証しているからこそ安心して使うことができます。

カニエ
カニエ

例えば、お店のレジで千円札を出していきなり店員に「その札に千円の価値はない!」とは言われないですよね。

つまり、千円札に千円の価値があると皆が信じてるのは、国がそれを千円の価値があると認めてるからです。

一方で、暗号資産には国や中央銀行のような発行主体がいません。

つまり、国が価値を認めずとも、世界中の人々の期待と信頼だけで価値が付いているということです。

カニエ
カニエ

ちなみに2025年6月現在、1BTCの価格は1500万円。
人々の期待と信頼だけでこれだけの値がついてるのは凄まじいですね。

インターネット上で管理が分散されている

3つ目の特徴は、インターネット上で分散管理されていることです。

暗号資産の取引データはP2Pネットワークという方式で分散管理されています。

P2Pネットワーク:銀行のように中央サーバーで管理する方式とは違い、世界中のユーザーの端末が同じ情報を共有する仕組みのこと。

カニエ
カニエ

皆で助け合って管理することから、分散管理と言われています。

また、ブロックチェーンという分散型台帳技術によって、誰かがデータを改ざんしてもすぐに他の誰かにバレて、改ざんしたデータは無効化されます。

さらに、取引の記録は誰でもインターネットのウェブ上で閲覧することができて、透明性も高いことが特徴です。

カニエ
カニエ

中央のサーバーがなくてもシステムを維持できるのは、皆で助け合うP2Pネットワークのおかげなんです。

ブロックチェーン技術が使われている

ブロックチェーンのイメージ画像

4つ目の特徴はブロックチェーン技術が使われてることです。

ブロックチェーン技術とは、取引データをブロックごとにまとめて鎖のように繋ぐ技術のことで、以下のようなメリットがあります。

ブロックチェーン技術のメリット

  • 不正や改ざんが非常に困難
  • 取引の透明性が高い
  • 中央管理者が不要である
  • システムダウンが発生しない
  • 24時間365日、いつでも利用可能

この中でも、ブロックチェーン技術の一番の特徴は、データを改ざんするのが非常に困難であることです。

カニエ
カニエ

実際に、ビットコインでは過去に一度も不正が起きていないほど高いセキュリティを持ってます。

そして、ほとんどの暗号資産がこの技術を使っており、信頼性の要になっています。

ブロックチェーンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

暗号資産と電子マネーの違い

暗号資産と電子マネーの違いの見出し下アイキャッチ画像

「暗号資産と電子マネーって、どちらもネット上で使えるお金みたいだけど、結局どう違うの?」

こう思った方もいると思います。

カニエ
カニエ

この2つは一見似ているように見えて、実は仕組みや役割がまったく違うんです。

以下が、暗号資産と電子マネーの違いをまとめた表です。

項目暗号資産電子マネー
発行元なし(分散管理)あり(企業・銀行など)
管理方法ブロックチェーン技術によるP2P管理中央のサーバーで管理
使用できる場所一部店舗・ネット・海外送金など
(利用できる所は少ない)
提携している国内店舗・サービス
(利用できる所は多い)
価値の変動大きい(価格が常に変動)
※一定の価格に保つ暗号資産も存在
固定(法定通貨と同じ)
匿名性・透明性高い匿名性・取引履歴は公開されている利用履歴や顧客情報は発行元が管理
送金手数料基本的には安い発行元のルールに従う
利用時間24時間365日いつでも利用可能発行元の営業時間に依存する

電子マネー

スマホ決済の画像

まず、電子マネーと聞いて思い浮かぶのは「PayPay」「nanaco」「Suica」などだと思います。

これらはデジタル上で使えるお金という点では暗号資産と一緒ですが、根本的な違いは仕組みにあります。

電子マネーは、あらかじめ日本円などの法定通貨をチャージして使う仕組みですよね。

つまり、法定通貨の延長線上に位置していて、実質的には法定通貨そのものを使っていると言えます。

カニエ
カニエ

例えば、電子マネーを使って500円のお弁当を買うのも、500円玉の硬貨で500円のお弁当を買うのも同じですよね。電子マネーはあくまでも法定通貨と同等の価値だということです。

暗号資産

暗号資産の画像

暗号資産も電子マネーと同じデジタル通貨ですが、大きな違いは中央管理者や発行元が存在しないことです。

価値を保証する「国」や「企業」のような存在がない代わりに、人々の信用と需要によって価値が決まっています。

つまり、暗号資産は法定通貨とは完全に別物ということ。

日本円やドルといった法定通貨とは切り離されており、独自の通貨価値を持つ存在です。

カニエ
カニエ

法定通貨と結びつきはないけど、欲しい人がいるから売ったら日本円と交換できる。これは、国家の保証なんてついてない激レアポケモンカードが数万円で取引されているのと同じことだと言えます。

暗号資産の4つの使い道

暗号資産は投資のイメージが強いですが、今回は投資だけにとどまらない暗号資産の活用方法を4つに分けて紹介します。

暗号資産の4つの活用方法

投資

チャートの画像

1つ目の使い道は、投資です。

基本的には暗号資産を買い、価格が上昇したタイミングで売ることで、その差額分を利益として得るといった流れになります。

カニエ
カニエ

このへんの原理は株式や不動産投資と全く同じで、安く買って高く売るのが基本です。

暗号資産は価格変動が大きいことや、まだまだ市場が成熟してないことからも、今後大きなリターンが期待できる投資先として多くの投資家から注目されています。

決済・送金

2つ目の使い道は、決済・送金です。

暗号資産はブロックチェーン技術によって、スマホ1台あれば世界中へ低コストでスピーディに送金ができて、銀行を通さないため手数料も安く、土日も関係なく世界のどこでも取引が可能です。

決済においても、アメリカではバーガーキング・スターバックス・コカコーラなどの大手企業で暗号資産による決済が導入されています。

日本でもビックカメラやメガネスーパーなど、対応店舗が少しずつ増加中です。

                         

また、発展途上国での活用も注目されていて、暗号資産を使えば銀行口座が作れない人でも、ネット環境さえあれば送金や買い物ができます。

カニエ
カニエ

銀行などの枠を超えた新しいお金の仕組みとして、暗号資産は徐々に普及しています。

NFT

NFTの画像

3つ目の使い道は、NFTです。

NFT:唯一無二のデジタルデータのこと。インターネット上のデータに改ざんできない固有の識別番号を割り振り、その情報がブロックチェーン上に記録されることでコピーや改ざんができない仕組みになっている。

カニエ
カニエ

コピーができない仕組みによって、世界で一つだけのデジタルアートみたいなことができるようになったんです。

NFTの代表例としては、デジタルアートやゲーム内のアイテムなどがありますが、それ以外にも特定のコミュニティへの入場券や、NFTを担保にしてお金を借りることもできます。

ブロックチェーンゲーム

ゲームのイメージ画像

4つ目の使い道が、ブロックチェーンゲームです。

ブロックチェーンゲームとは、遊ぶことで暗号資産やNFTを手に入れられるゲームのことです。

ゲームで勝ったら報酬として暗号資産を貰ったり、アイテムをNFTとして売買することができます。

ブロックチェーンゲームの代表例

STEPN:歩くだけで暗号資産を稼ぐことができるゲーム。

Axie:バトルで勝つと報酬として暗号資産をゲットできるゲーム。

The Sandbox:メタバースという仮想空間内で土地やアイテムの売買ができるゲーム。

カニエ
カニエ

従来のゲームと違い、ゲーム内の成果を現実のお金に交換できるのが最大の特徴です。

暗号資産の5つのメリット

暗号資産の5つのメリットの見出し下アイキャッチ画像

ここからは、暗号資産の5つのメリットを解説します。

手数料の安さ

1つ目のメリットは、法定通貨より手数料が圧倒的に安いことです。

例えば銀行は人件費や店舗維持費、送金時も多くの手数料がかかりますが、暗号資産は人の手を介さず送金・管理ができるためコストを極限まで抑えることができます。

カニエ
カニエ

銀行を使って国際送金すると数千円~数万円かかるところを、暗号資産を使えば数円〜数百円で済みます。

また、DeFiという個人間で暗号資産を貸し借りできるサービスを活用すれば、借りてる側は少ない利子で、貸してる側はより高い利息を得ることも可能です。

このように仲介をなくした分、中抜き手数料を大幅に削減し、利用者がたくさん稼げる仕組みになっているんです。

銀行を介さずにすぐ送金できる

2つ目のメリットは送金スピードが速いことです。

暗号資産は銀行を介さず直接取引できるため、送金スピードが非常に速いです。

銀行で送金すると時間がかかる理由

・送金する際に中継銀行が間に入っている
・人の手で確認する作業がある
・国ごとの時差により、そもそも相手方の銀行が営業時間外なんてこともある

銀行による海外送金では数日〜一週間かかるところを、暗号資産なら数秒〜数十分で完了します。

比較的送金の時間がかかるビットコインでも、数十分以内に処理されるケースがほとんどです。

カニエ
カニエ

仲介なしでスムーズに送れるのが、大きな魅力のひとつです。

少額からでも投資できる

3つ目のメリットは少額でも投資ができることです。

多くの金融商品では、ある程度まとまったお金が必要ですが、暗号資産は数円・数百円から投資することができます。

代表的な金融商品と最小取引価格の比較は以下の通りです。

金融商品最小取引価格
株式(日本株)10万円~(100株単位が基本)
債券(個人向け)1万円~(国債の場合)
不動産数百万~数千万
暗号資産数円~数百円

この表を見るとわかるように、暗号資産の最小取引額の安さは圧倒的です。

他にも数百円から取引できる金融商品はありますが、少額でお手軽に始めることができて、多くのリターンも狙えるのは暗号資産ならではの魅力です。

カニエ
カニエ

少額から始めたい初心者の方に、ぴったりの投資対象ですね!

24時間いつでも取引可能

4つ目のメリットは、24時間365日いつでも取引ができることです。

株式市場やFXは取引できる日時が決まっており、基本的には平日の決まった時間帯しか売買できません。

一方で、暗号資産市場は24時間365日いつでも取引ができます。

カニエ
カニエ

暗号資産市場はブロックチェーンによって自律的に動いているため、市場が閉まることがないんです。

このことからも、仕事や家事で日中の時間が取れない人でも、スキマ時間に自由に売買できるのは大きなメリットです。

今後の将来性に期待できる

5つ目のメリットは、今後の将来性に期待できることです。

なぜなら、既に成熟している市場より発展途上の市場の方が多くのリターンを得やすいからです。

その根拠として、ビットコインの性質に類似しているゴールド(金)と時価総額を比較してみます。

ビットコインとゴールド(金)の時価総額の比較

ビットコイン:2.14兆ドル

ゴールド(金):22.5兆ドル

一般的に投資家たちは、今の価格が「割高なのか」「割安なのか」を他の資産と比べて判断します。

ビットコインも、金(ゴールド)の時価総額と比べてまだ割安と見る投資家が多く、将来の値上がりに期待されています。

カニエ
カニエ

ビットコインがゴールド(金)の時価総額に追いつくためには価格が10.5倍に成長する必要があるため、伸びしろしかないということです。

暗号資産の4つのデメリット

暗号資産の4つのデメリットの見出し下アイキャッチ画像

ここまで話したように、暗号資産には多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

カニエ
カニエ

メリットだけではなく、デメリットも理解しておくことが投資で生き残るためには必須事項です。

代表的な4つのデメリットは以下の通りです。

価格変動が激しい

1つ目のデメリットは、価格変動が激しいことです。

なぜなら、株などと違い適正価格が存在せず、需給のみで価格が決まっているためです。

実際に、ここ数年間のビットコインと米国株式ファンドの代表であるS&P500を比較したチャートがこちらです。

ビットコインとS&P500のチャートを比較した画像


こうやってチャートを比べてみると一目瞭然ですね。

ビットコインは長期で見れば右肩上がりに価格が上昇していますが、途中の下落幅も大きいことが分かると思います。

このことからも、暗号資産は大きく稼げる可能性もある反面、下落時はそれなりのリスクもある金融商品だということは注意が必要です。

カニエ
カニエ

初心者のうちは余剰資金で投資をするか、積み立て投資をするのがオススメです。

決済に時間がかかる

2つ目のデメリットは、決済に時間がかかることです。

なぜなら、ブロックチェーン上では取引内容の検証・承認作業に時間がかかるからです。

現金やクレジットカードでの支払いは数秒で行われますが、暗号資産では数分から数十分ほど待つことがあります。

このことからも、決済にスピードを求めるなら電子決済、カード決済に軍配が上がります。

カニエ
カニエ

ただし最近では、暗号資産とクレジットカード会社が連携するなど、即時決済に近づける技術開発も進んでいます。

ハッキングリスクや紛失の可能性がある

3つ目のデメリットはハッキングや紛失のリスクがあることです。

これを聞いて、「え、ブロックチェーンって安全なんじゃないの?」と思ったかもしれません。

実は、問題が起きやすいのはブロックチェーンそのものではなく、暗号資産の管理方法にあります。

カニエ
カニエ

暗号資産の取引はブロックチェーン上で行われますが、多くの取引所では、ユーザーの資産を取引所内部のシステム(オフチェーン)でまとめて管理しています。

このことからも、ブロックチェーン外で保管された資産を抜き取られたり紛失するリスクがあることは注意が必要です。

詐欺が多い

4つ目のデメリットは、詐欺が多いことです。

数多くある投資商品の中でも、暗号資産は「一攫千金」「爆益」などのイメージが先行し、「楽して稼ぎたい」という心理につけ込んだ詐欺がとにかく多いです。

ここで、暗号資産でよくある詐欺を4つ紹介します。

よくある暗号資産の詐欺手口

・ポンジスキーム:「年利10%で運用します!」と謳って資金を集める詐欺。実際は預かったお金から配当を出してるだけで運用なんてしてない。

・ラグプル:開発途中の暗号資産プロジェクトを装って皆に暗号資産を買わせる。ある程度資金が集まったら開発者が売り逃げする。

・偽サポート詐欺:「あなたのアカウントに不正アクセスが!」と偽のサポートから連絡。本物そっくりのサイトに誘導され、ログイン情報を盗まれる。

・有名人なりすまし詐欺:SNSなどで「イーロン・マスクがビットコインをプレゼント中!」などと騙す投稿をして、指定されたアドレスに暗号資産を送らせてそのまま消える。

 

カニエ
カニエ

せっかく新しい通貨として普及し始めてるのに、詐欺が横行してるのは悲しいですね。

暗号資産の歴史

暗号資産の歴史を振り返るの見出し下アイキャッチ画像

暗号資産は、2008年に公開された「とある論文」から始まり、この論文をきっかけにビットコインが誕生し、他の暗号資産が作られました。

その後は様々な出来事を経て、世界中で注目される存在になっていきます。

カニエ
カニエ

これまでにどんなことがあったのかを知ることで、暗号資産がなぜ今も成長しているのかが見えてきます。

暗号資産の始まり

暗号資産の始まりは、2008年に公開された1つの論文にあります。

ビットコインの論文の画像
引用元:Hodder Law                     

著者は「サトシ・ナカモト」と名乗る正体不明の人物(またはグループ)でした。

その3か月後、この論文をもとに世界初の暗号資産であるビットコインが登場します。

2010年にはビットコインの取引所もでき、少しずつ売買の土台が整っていきました。

カニエ
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ただ当時は、実験的なデジタル通貨という扱いで、ごく一部の技術者の間だけで使われていただけでした。

【2010年】暗号資産が初めて価値を持つ

2010年5月、ビットコインが現実世界で初めてお金として使われました。

あるプログラマーが掲示板で「1万BTCとピザを交換しないか?」と呼びかけ、それに応じた別のユーザーがピザ2枚(約25ドル)を注文して届けたのです。

その見返りとして、投稿者は1万ビットコイン(当時のレートで2200円)を相手に送金。

このやりとりは、暗号資産とモノが交換された初の事例として記録されました。

現在ではビットコイン・ピザ・デーと呼ばれ、毎年5月22日に祝われています。

カニエ
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この一件が話題となり、ビットコインは単なる実験通貨から、現実でも使える存在として注目を集めていくことになりました。

【2014年】マウントゴックス事件

2014年、世界最大のマウントゴックス社の顧客のウォレットがハッキングされ、顧客が保有する85万ビットコイン(当時のレートで約490億円)が大量流出しました。

マウントゴックス社:かつて世界最大のビットコイン取引量を誇っていた暗号資産取引所。2013年ごろにはビットコインの世界取引量の7割以上を占めるほどの超大手企業。

この事件をきっかけにマウントゴックス社は破産手続きをし、世間ではビットコインに対して悪いイメージが定着しました。

この事件の原因として、顧客のビットコインの管理方法が不適切だったことや、セキュリティログの監視が甘かったことが挙げられています。

カニエ
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この事件をきっかけに、日本でも暗号資産に関する法律が整備されました。

【2014年】イーサリアムの誕生

2014年7月、ビットコインに次ぐ人気銘柄であるイーサリアムが誕生しました。

イーサリアムの画像

イーサリアムは若きプログラマー、ヴィタリック・ブテリンによって提案されたプラットフォームです。

「ビットコインでは作れないアプリも、ブロックチェーンで動かしたい」という発想から生まれました。

イーサリアムはプレセールで多額の資金を集め、翌年2015年にネットワークが正式に稼働。

カニエ
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人がいなくても契約を自動で実行できるスマートコントラクト機能がイーサリアムの最大の武器です。これによりNFTやDeFiなど、さまざまなサービスが生まれました。

【2017年】暗号資産バブル

2017年末にかけて暗号資産は世界的に注目を集め、暗号資産全体の価格が急騰します。

特にビットコインは、1BTC=200万円を超える高値を記録し、「億り人」と呼ばれる投資家も登場。

しかし2018年に入るとバブルは崩壊し、多くの通貨が価格を大きく下げました。

ビットコインのチャート画像
出典:コインチェック

価格が大きく下がった理由は、実用性のない草コインの乱立や、規制強化の動きがあったことです。

この出来事によって、「暗号資産は儲かる」と飛びついた人々の楽観を打ち砕きました。

カニエ
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ただ、悪い話だけではなく、この出来事がきっかけで市場が健全になり、信頼できるプロジェクトとそうでないものの違いがハッキリしてきたという側面もあります。

【2024年】現物ETF承認

ETFのイメージ画像

2024年、SEC(証券取引委員会)によって、ビットコインとイーサリアムの現物ETFが承認されました。

ETF(上場投資信託):詰め合わせ型の金融商品のこと。株や暗号資産など、いろんな資産に連動した価格指数を取引所で売買できる仕組みを指す。

ビットコインとイーサリアムの2台巨頭の現物ETFが承認されたことで、多くの個人投資家や機関投資家が暗号資産市場に参入。

その結果、大量の資金が暗号資産市場に流れ込み、暗号資産の価格は急騰し盛り上がりを見せました。

【2025年】暗号資産準備金設立

2025年3月6日、アメリカのトランプ大統領は、「暗号資産を国家備蓄にする」という大統領令に署名しました。

これにより、マネーロンダリングや詐欺等の犯罪に使われた暗号資産を政府が差し押さえ、差し押さえた暗号資産は売らずに保管することが正式に決定。

カニエ
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簡単にいうとアメリカが「何かあった時の為に、国を挙げて暗号資産をタンス預金しておく」ということを、正式に発表したみたいな感じです。

また、イーサリアムやリップルなどのアルトコインも備蓄資産として保管対象になりました。

カニエ
カニエ

ただし、備蓄資産として新たに暗号資産を買うのではなく、差し押さえ分に限定されたことで期待外れだと感じる投資家も多くいましたね。

暗号資産のマイニングって何?

マイニングのイメージ画像

暗号資産のニュースや記事を見てると、よく出てくる言葉にマイニングがあります。

カニエ
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ここでは、マイニングとは何なのか?を初心者でも分かるように解説していきます。

マイニングの特徴は以下の通りです。

マイニングは取引を承認する作業のこと

マイニングとは、暗号資産の取引が正しいかどうかを確認して、それをブロックチェーンに書き込む作業のことです。

暗号資産では、誰かが送金などの取引をすると、その情報は「記録候補」として一旦は保留状態になります。

保留状態の取引記録が正しいかを誰かが検証し、承認されないと取引は成立しません。

カニエ
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そこで、取引情報をまとめたブロックが正しいかどうかを確認する作業が入ります。

このような、取引の検証から承認をする作業のことをマイニングといいます。

マイニングでブロックの内容が認められると、ようやくブロックチェーンに正式に記録されて、取引が完了する仕組みになっています。

暗号資産によってマイニングの種類は異なる

暗号資産のマイニングにはいくつかの種類があり、使われている仕組みによって違いがあります。

カニエ
カニエ

ここでは代表的な2つの仕組みについて説明します。

代表的なマイニング方式

PoW(プルーフ・オブ・ワーク):特別な数字が出るまで当てずっぽうに計算を行い、特別な数字を当てたら承認できる。ビットコイン等に使われている。

PoS(プルーフ・オブ・ステーク):暗号資産を一定額以上預けている人の中から抽選で取引を承認できる権利が与えられる。イーサリアム等に使われている。

このように、どの方式を採用しているかで取引承認の為の作業内容が大きく変わります

マイニングを成功させると暗号資産をゲットできる

マイニングに成功すると、報酬として新規発行された暗号資産をもらうことができます。

これは新しいコインの発行手段であり、最初に正解を導いた人だけが獲得できます。

カニエ
カニエ

例えば、ビットコインに使われているPoWは、特別な数字を当てる為に沢山の計算を行う方式なので、完全に早い者勝ちの競争になります。

しかし、膨大な計算を行う分、高性能なマシンと大量の電力が必要でコストもかかります。

このように、暗号資産で稼ぐには取引所で買う方法が一般的ですが、自力でマイニングをして掘り当てる選択肢もあるということです。

カニエ
カニエ

まさに、デジタルの金鉱を掘るような作業ですね。

暗号資産に関する質問と回答

暗号資産に関する疑問を解決!の見出し下アイキャッチ画像

ここでは、暗号資産に関するよくある質問に回答をしていきます。

なぜ、暗号資産と呼ばれているの?

暗号資産を安全に管理する為に「暗号技術」が使われているから、暗号資産と呼ばれています。

もともとは仮想通貨と呼ばれていましたが、2019年から正式名称が暗号資産に変わりました。

これは通貨というより資産としての性質が強いと判断されたためです。

暗号資産って今から始めても遅くない?

暗号資産は今から買っても全く遅くありません。

その理由は以下の通りです。

  • 暗号資産の市場が、まだまだ成長途中であること
  • Web3やNFTの技術がインフラに組み込まれ始めていること
  • 暗号資産を持っている人は、世界的に見ても2割に満たないこと(先行者利益を掴める)

どの暗号資産を買うのがいいの?

何を買えばいいか迷ったら、まずはビットコインかイーサリアムがおすすめです。

なぜなら、この2つは時価総額が大きく、比較的価格も安定しているからです。

この2つのどっちを買えばいいのかが一番迷うと思うので、参考までに違いを説明すると…。

ビットコインとイーサリアムの違い

暗号資産市場全体に投資をしたい:ビットコインがおすすめ

ブロックチェーン技術の発展・普及に投資をしたい:イーサリアムがおすすめ

カニエ
カニエ

ちなみに僕は両方の未来に期待しているので、ビットコインとイーサリアム両方に投資しています。

おすすめの暗号資産取引所は?

おすすめの取引所は、GMOコイン・コインチェック・bitbankの3つです。

初心者にも使いやすく、手数料や取扱銘柄にもそれぞれ強みがあります。

以下に、各取引所の比較表を載せておきます。

GMOコイン
GMOコインのロゴ画像
コインチェック
コインチェックのロゴ画像
bitbank
ビットバンクのロゴ画像
手数料(取引所)Maker -0.01%、Taker 0.05%
(かなり安い)
無料Maker -0.02%、Taker 0.12%
(安い!)
手数料(販売所)約4.8%0.1%~5%約4.8%
出金手数料無料1回あたり407円- 3万円以下:550円
 - 3万円超:770円
セキュリティGMOグループ傘下で安心感◎マネックスグループ傘下で安心感◎非上場企業(bitbank株式会社)
ポイントとにかく手数料が安く、信頼性がダントツ!「銀行口座から自動引き落とし」で積立ができる!(これ本当に便利)取扱銘柄数は国内最多の42種類。アプリがとにかく使いやすい!
こんな人におすすめ手数料、信頼性重視の人ほったらかしで積立投資をしたい人銘柄をいろいろ触りたい人、アプリの使いやすさ重視の人

とは言っても「違いは分かったけど、結局どこで買ったらいいの?」って思う人もいるかと思います。

カニエ
カニエ

そこで、僕が取引所をどうやって使い分けているかを以下に載せておきますので参考までにどうぞ。

筆者の取引所の使い分け方

GMOコイン:一括投資などの、まとまった資金の運用

コインチェック:自動積立の機能で毎月コツコツ積立

bitbank:他の取引所に無い銘柄を買いたい時に使用

カニエ
カニエ

迷ったときは参考にしてみてください。

まとめ

暗号資産は、どうしても技術的な話が絡んでくるので「難しそう」とか「自分には関係ないかも」といったイメージがつきものです。

しかし、ここまで読んでくれたあなたは、暗号資産の仕組みや可能性について少しずつイメージが変わってきたんじゃないでしょうか。

暗号資産は、ブロックチェーンという不正や改ざんが出来ない革新的な技術の上に成り立つ、まさにれからの時代に欠かせないテクノロジーです。

投資としての魅力はもちろん、送金・決済・NFT・ゲームなど、使い道もどんどん広がっています。

カニエ
カニエ

今から始めても遅いんじゃ…というのは2017年の暗号資産バブルの時にも言われてたことです。しっかりと知識を身に付けた上で、少額から買ってみるのも選択肢としてアリかと思います。

-暗号資産の基礎知識