暗号資産の基礎知識

「イーサリアムはオワコン」は誤解!その理由と将来性について解説

SNSや記事を見ていると「イーサリアムはオワコン」「将来性がない」といった声をよく見かけますよね。

せっかくイーサリアムの投資に興味を持って調べ始めたのに、ネガティブな情報ばかりだと「え、マジで終わってるの…?」って不安になるのも無理はありません。

カニエ
カニエ

僕自身も最初はそう思ってましたが、技術や仕組みを理解することで、今では自信を持ってコツコツ積み立て投資を続けられています!

この記事では、イーサリアムが「なぜオワコンと言われるのか?」を整理しつつ、将来性・価格推移・ベストな投資タイミングまでわかりやすく解説していきます。

そもそもイーサリアム(ETH)って?特徴を4つ紹介

イーサリアムは、windowsやMACのように次世代のインターネットの基盤となる可能性を秘めたプラットフォームです。

なぜ注目されているのかというと、スマートコントラクトという仕組みを使って、DApps(分散型アプリ)やDEX(分散型取引所)などの次世代のサービスを動かしているから。

しかも、イーサリアムは長年にわたり時価総額ランキングで第2位をキープしています。

カニエ
カニエ

それだけ世界中の投資家から信頼されている暗号資産だと言えます。

イーサリアムの特徴はこの4つです。

若き天才が開発した暗号資産

イーサリアムは、ロシア系カナダ人の天才プログラマー「ヴィタリック・ブテリン」によって、2015年に誕生しました。

当時彼はまだ21歳。

ビットコインの技術を応用し、アプリも動かせるブロックチェーンとして、スマートコントラクトの仕組みを提案。

ヴィタリック・ブテリンの画像

ブテリンは大学に通いながらも暗号資産の研究に没頭し、ついにイーサリアムを作り上げました。

2014年にはクラウドセールを実施し、当時のレートで20億円以上を調達。

カニエ
カニエ

イーサリアムは、過去トップ3に入る成功した資金調達プロジェクトとして知られています。

仲介者いらずの「スマートコントラクト」

スマートコントラクトは、イーサリアムが生んだ最も革新的な技術のひとつです。

簡単に言えば、あらかじめ決めた条件に従って、自動で契約が実行されるプログラムのこと。

例えば、家を買うとき…

①不動産会社と契約

②銀行でローン

③司法書士が登記

こんな感じで、とても手間がかかります。

カニエ
カニエ

でも、スマートコントラクトなら「代金を支払ったら、自動で登記を完了する」みたいに、全部をプログラムで管理できるんです!

スマートコントラクトのメリット

・コストが安い(仲介手数料が不要)

・透明性が高い(取引履歴はブロックチェーンに記録)

・改ざんできない(信頼性バツグン)

カニエ
カニエ

今後、社会のインフラになる可能性が高い技術なんです。

DAppsで新しいアプリ体験

DAppsとは、イーサリアムのブロックチェーン上で動作するアプリケーションのことです。

普通のアプリは、企業や管理者が運営していますが、DAppsには「特定の管理者」がいません。

・中央管理者に頼らない

・不正や改ざんができない

・世界中のユーザーで管理する

そんな「みんなで運営するアプリ」がDAppsです。

たとえば、こんなDAppsがあります。

カニエ
カニエ

これらは全て、スマートコントラクトによって制御されていて、人の手を介さずに契約・取引が自動で完了します。

中央管理者が存在しないシステム

イーサリアムの魅力は、中央に管理者がいないことです。

銀行や保険のように企業や国が操作するのとは違い、ブロックチェーン技術によって世界中のユーザー全員でシステムを支えています。

実際に、銀行や企業などの中央集権と分散型のイーサリアムを比較してみましょう。

中央集権型分散型
管理者企業・銀行・国家ネットワーク参加者全員
信頼性中央機関の信用プログラムと合意形成
改ざんリスク管理者次第で可能不可能(みんなで監視)
手続きのスピード遅い(人手が必要な為)速い(自動化)
アクセスの平等性地域、信用によって制限有り誰でも自由に参加可能
サポート体制管理者が対応してくれる自己責任(自分で管理)
カニエ
カニエ

このように、イーサリアムのような分散型システムでは、誰でも自由に平等に金融サービスへアクセスできる未来が近づいています。

イーサリアムは革新的な技術を持つ暗号資産なのは間違いありません。

しかし、最近では「オワコン(終わったコンテンツ)」と揶揄されることもあります。

でも実際には、それは一部の課題や誤解によるものであることも多いんです。

ここでは、オワコンと言われる理由を9つピックアップして、冷静に見てみましょう。

暗号資産への理解不足

イーサリアムが「オワコン」と言われる理由の中で、最も大きいのは暗号資産への理解不足だと考えています。

特に日本では、「怪しい」「ギャンブル」「詐欺っぽい」などの印象が根強く、それだけで、イーサリアムもオワコン扱いされてしまうことがあるんです。

実際の調査でも、6割以上の人が暗号資産に対してネガティブな印象を持っているというデータが出ています。

仮想通貨について良い・悪いどちらのイメージを持っていますか?というアンケート調査の結果画像
出典:FNNプライムオンライン(マネー大全の調査結果を元にしたデータ)                 

理由として多かったのが「お金として不安定」「リスクが大きそう」「危険がある」 など。

カニエ
カニエ

本来の技術的価値や将来性まで見ずに、危なそうだからイーサリアムもダメと決めつけられてしまっている現状が「オワコン」扱いの大きな原因です。

暗号資産の普及率の低さ

イーサリアムが「オワコン」と言われる理由には、暗号資産そのものが普及してないことがあります。

実際、「今後、暗号資産を保有したいと思うか?」という調査の結果は以下の通りです。

仮想通貨を今後保有していきたいとお考えですか?というアンケート調査の結果画像
 出典:FNNプライムオンライン(マネー大全の調査結果を元にしたデータ)                   

このように、保有を望む人は少数派で、「慎重」あるいは「無関心」な層が多数を占めています。

カニエ
カニエ

特に日本は「みんなが使っているから私も」という、同調文化が強い国です。

「周りが使ってないから自分も使わない」という理由だけで、距離を置かれている現状があります。

セキュリティへの不信感

イーサリアムが「オワコン」と見なされる理由の一つに、過去の大規模な不正事件の記憶が今なお尾を引いていることがあります。

その代表例が、2016年に発生した「The DAO事件」です。

The DAOとは

イーサリアム上で運用されていた分散型の投資ファンドのこと。

当時は「未来の金融の形」として大きな期待を集めていた。

ところが、The DAOを動かすスマートコントラクトに致命的なバグが発見され、その脆弱性を突いた攻撃により、約364万ETH(当時で約52億円)が不正に流出。

カニエ
カニエ

この事件は、イーサリアムの信頼性を大きく揺るがして、「やっぱり危ない」といった声を生むきっかけとなりました。

この出来事が今でも「オワコン」と見なされる一因になっているのは間違いありません。

スケーラビリティ問題

取引の遅延や手数料の高騰。

これが「オワコン」と言われる理由のひとつです。

イーサリアムは利用者が多く、処理が混雑しやすい構造。

取引するユーザーが増えるとネットワークに「渋滞」が起こります。

スケーラビリティ問題で起きること

・取引の処理速度が低下

・取引手数料(ガス代)の高騰

・手数料が高すぎて人が離れる⇒更に利用が減る

カニエ
カニエ

人気の証でもある一方で、その人気が逆にボトルネックになっているというジレンマを抱えています。

価格の大きな下落

価格の大きな下落も、イーサリアムが「オワコン」と言われる理由の一つです。

2024年末には約60万円だったETHは、2025年4月にかけておよそ26万円と3分の2も下落。

イーサリアムが2024年末から2025年4月にかけて3分の2価格が下落したことが分かるチャート画像

これにより「もう戻らないだろう」といった声が広がり、不安から売りが加速し、「オワコン」と騒がれました。

その言葉がまた売りを呼び、価格は雪だるま式に崩れていきました。

カニエ
カニエ

まさに負のスパイラルです…!

NFT市場の低迷

NFT市場の低迷もイーサリアムが「オワコン」と言われる一因です。

なぜなら、イーサリアムはNFT取引の大半が行われている主要なプラットフォーム。

NFTが盛り上がればイーサも盛り上がり、NFTが冷え込めば「イーサも終わったな…」となりやすいです。

NFT市場が低迷した理由

・LUNAショックで暗号資産全体が大打撃

・NFT取引量が激減

・コレクター・投資家の資金力が低下

・新規プロジェクトも減少 ⇒ 市場の活気がなくなる

カニエ
カニエ

NFT全盛期から一転して「あれ?これってただのバブルだったんじゃね…?」という声が続出しました。

その結果、「NFT=詐欺っぽい」「NFTは終わった」という印象が拡大。

こうして、NFTと密接に関わるイーサリアムも「終わった」と見なされるようになりました。

イーサリアムキラーの登場と普及

イーサリアムには「イーサリアムキラー」と呼ばれる、ライバルのような暗号資産が複数存在します。

イーサリアムキラーとは、イーサリアムの欠点を補った進化系として登場した暗号資産たちのことです。

代表的なイーサリアムキラー達特徴
ソラナ(SOL)処理速度&手数料の安さ最強。PoH搭載。
カルダノ(ADA)学術ベースの開発。安心感は◎
アバランチ(AVAX)低遅延で高い処理能力、他のチェーンとの互換性◎
スイ(SUI)Move言語&オブジェクト志向でゲーム向き

これらの暗号資産がイーサリアムよりも優れている点は以下の通り。

・取引の処理速度が速い

・手数料が安い

・拡張性が高い

カニエ
カニエ

イーサリアム推しの僕としては認めたくないですが、ぶっちゃけこいつら、相当強いです。

通貨の発行上限が無いことへのインフレ懸念

ETHには発行上限がなく、それが「オワコン」と言われる理由のひとつです。

将来的に供給が増え続け、インフレで価値が目減りするのでは?という不安が根強くあります。

ビットコインのように発行枚数が決まっていない点で、ETHは無制限に増えるという誤解を招きやすいのです。

カニエ
カニエ

ビットコインは希少性が価値を支えるのに対して、イーサリアムはburn(焼却)があるにしても、増えるかも?という不安がつきまといやすいです。

Burn(焼却)とは

2021年のLondonアップデートで導入された仕組み。

ETHの一部の手数料を消滅させることで、供給量が増えてインフレするリスクを抑制している。

つまり「無限に増え続ける」というわけではなく、むしろ最近は供給が減る(デフレ)状態になることもあるという逆の現象も起きている。

カニエ
カニエ

でもそれを知らずに「インフレするからオワコン!」って言ってる人もいるのが事実です。

実用性の向上による需要の流出

イーサリアムが「オワコン」と言われる理由のひとつ。

それが、ETHそのものの存在感が薄れてきているという問題です。

イーサリアムは誰でも独自のトークンを発行し、アプリを構築できるプラットフォームです。

その結果、ETHそのものよりも、イーサリアム上で動く他のトークンやプロジェクトに注目が集まる構造になっています。

具体例理由
DeFiサービスの代表であるUniswapETHで取引するよりも、ガバナンストークンであるUNIが中心的な存在として認知されている。
ゲームやNFT系のプロジェクトゲーム内通貨やNFTトークン(SAND、APEなど)の需要が高まることでETHの存在感は相対的に薄れてしまう。
カニエ
カニエ

スマートコントラクトの利用が拡大すればするほど、ETHが直接的に買われるわけではなく、その上で動く「他のトークンに需要が流れていく構造」が生まれてしまいます。

ここまでは、イーサリアムが「オワコン」と言われる理由をたくさん解説してきました。

しかし正直なところ、どれも致命的な理由とは言いきれないのが現実。

カニエ
カニエ

もちろん、批判や懸念にはそれぞれ一理あります。

ただ、それを加味してもイーサリアムはむしろ進化し続けていると言えます。

イーサリアムに「将来性がある」7つの理由

世界の大手企業が続々と参入

イーサリアム企業連合(EEA)のロゴの集合画像

イーサリアムは、世界中の500社以上が参加する「イーサリアム企業連合(EEA)」によって、企業レベルでも強力に支持されている暗号資産です。

EEAに参加している主な企業

・ゴールドマン・サックス

・JPモルガン

・マイクロソフト

・インテル

・アクセンチュア

これらのグローバル企業は、イーサリアムを活用した実用的なプロジェクトにすでに取り組んでいます。

各分野での活用事例

金融:決済の効率化、新たな金融商品の開発(例:ステーブルコイン、債券トークン化など)

サプライチェーン:原材料の追跡、在庫や物流の透明性の確保

ヘルスケア:医療データの共有、臨床試験データの改ざん防止

これらはすでに実証実験の段階を超え、実用化フェーズに突入しています。

つまり、「オワコン」どころか、本格導入が加速しているということ。

カニエ
カニエ

世界的な企業がイーサリアムの可能性に期待して巨額の投資を行い、実際に活用し始めているというのが事実です。

時価総額ランキングは不動の2位

イーサリアムは長年にわたり、ビットコインに次ぐ「時価総額2位」を維持しています。

この「2位」という順位は、単なるランキングではありません。

それだけ多くの投資家や開発者、企業がイーサリアムの価値を信じている証拠です。

イーサリアムが時価総額ランキング2位だということが分かる画像

画像の通り、イーサリアムの時価総額は約46兆円。

3位のテザーとは圧倒的な差があることが分かります。

ETHが2位を維持できる理由

市場の信頼:開発、運営の透明性が高く、信頼されている

ユースケースの豊富さ:DeFi・NFT・DAO・L2…幅広い分野で活用されている

高い流動性:世界中の取引所でETHが活発に売買されている

継続的な開発:EIPによるアップグレードが途切れず続いている

カニエ
カニエ

この差を見れば、たまたま2位ではなく「実力で突き放している2位」だということは明らかです!

継続的なアップデートによる進化

イーサリアムは現在の課題に向き合い、技術の進化と機能の改善を着実に積み重ねています。

その証拠が、ここ数年にわたって続いている数々のアップデートです。

どれも単なる修正ではなく、明確な課題を解決するための進化です。

主要アップデート一覧(2021年~2025年)

2021年8月「London」
➡️手数料の透明化とETHバーン機能を導入。インフレ対策に大きく貢献

2022年9月「The Merge」
➡️ PoWからPoSへ移行。電力消費を約99.95%削減し、環境負荷を大幅軽減

2023年4月「Shanghai」
➡️ステーキングしたETHの引き出しが初めて可能に。流動性と信頼性が向上

2024年3月「Dencun」
➡️ レイヤー2の取引手数料が大幅低下。スケーラビリティとコストの問題に対応

2025年5月「Pectra」
➡️ウォレットの機能拡張や取引効率の改善を実現

カニエ
カニエ

たとえばゲームで最終アップデートが2010年で止まってたら、ちょっと不安になりますよね。

でも、今もアップデートが続いていれば、まだ進化してるって思えるはず。

イーサリアムもまさにそれで、継続的な進化こそ「オワコンじゃない」何よりの証拠です。

ガス代(手数料)の低下による利用者の増加

イーサリアムといえば、ガス代(手数料)が高すぎるイメージ、実はもう古いのです。

2024年3月に実施された大型アップデート「Dencun」によってガス代は安くなりました。

新機能「Blobs」の導入で、データ処理が効率化。

特にレイヤー2上の取引では、ガス代が大幅に削減されています。

アップデートでガス代が低下したことが分かるガス代の価格推移の画像
出典:Ethescan
カニエ
カニエ

2023年の低ガス代は取引量の減少によるものでしたが、2024年は取引が活発な中でも低コストを維持しているのが大きな進化です。

ETF承認による市場規模の更なる拡大

2024年5月のイーサリアムETFの承認は、イーサリアムが「オワコン」どころか、市場規模の更なる拡大を示す大きな出来事です。

ETF(上場投資信託)とは

ETF(上場投資信託)とは、ざっくり言えば「詰め合わせ型の金融商品」

株や暗号資産など、いろんな資産に連動した価格指数を取引所で売買できる仕組みのこと。

イーサリアムのETFでは、実際のETHを買うわけではなく、ETHの価格に連動する商品を売買します。

ETF承認のメリット

投資しやすくなる
➡️取引所で普通の株みたいに買える為、暗号資産に詳しくなくても問題なし。

機関投資家の参入が加速
➡️企業や投資ファンドが安心して大口の資金を投入できるようになる。

ウォレット管理が不要に
➡️暗号資産特有のシードフレーズやハードウォレット等の管理が不要。

ETF承認は、ただの制度上の手続きではありません。

「イーサリアムは信頼できる投資対象である」と、米国の金融機関が認めたということです。

カニエ
カニエ

この流れは、今後の価格や利用拡大にも直結する大きな追い風です。

機関投資家が本格的にビジネス展開

世界屈指の投資銀行ゴールドマンサックスが、イーサリアムに注目していることも、オワコンではないことを裏付ける強力な理由の一つです。

ゴールドマンサックスとは

アメリカ最大級の投資銀行

ヘッジファンド・年金基金など

世界中の大口資金を動かす「金融界の頂点」

そんなゴールドマンサックスですが、約700億円相当のETH(イーサリアム)を保有していると報じられています。

ゴールドマンサックスが700億円相当のETHを保有していることが分かる画像

これは、明確に「戦略的投資」としてETHを選んでいることを意味します。

なぜこれが重要なのか?

・プロの分析チームが本気で検討して投資している

・ 彼らの一手は、世界の投資家に強い影響を与える

・ 機関投資家が資金を入れるということは、それだけ信頼性があるということ

カニエ
カニエ

ゴールドマンサックスのような一流機関がETHに巨額の資金を投じているという事実は、イーサリアムの信頼性と将来性をプロの視点で裏付ける証拠です。

EVM互換チェーンの拡大でエコシステムは拡張中

EVM(Ethereum Virtual Machine)のイメージ画像

イーサリアムが「オワコンじゃない」大きな理由のひとつ。

それが、EVM互換チェーンの拡大です。

EVM互換とは

「EVM」とはEthereum Virtual Machineの略。

ざっくり言えば、イーサリアム上でスマートコントラクトを動かすためのエンジンみたいなもの。

イーサリアム :WindowsやMACでいうところの「OS」

EVM互換のブロックチェーン:WindowsやMACで動くソフトをそのまま使える他のPC

Windowsのソフトが他のPCでも使えるように、EVMに対応したチェーンなら同じアプリを展開しやすくなります。

EVM互換が増えるとどうなる?

EVM互換チェーン(例:BNB Chain、Polygon、Avalancheなど)が増加
👇
開発者はEVMに慣れてるから、新しいプロジェクトの多くはまずイーサリアム互換で作られる
👇
その結果、ETHの需要も自然と増える

EVMは、ブロックチェーン業界の標準開発プラットフォームとしての地位を確立しつつあります。

つまり、イーサリアムはただのコインではなく、世界中の開発者に選ばれるインフラなのです。

カニエ
カニエ

そんな存在が「オワコン」なわけありません。

イーサリアムの過去の価格の動きを知ることは、これからの値動きを予測する上でとても重要なヒントになります。

なぜなら、チャートには「その時、何があったか?」という答えが詰まっているからです。

カニエ
カニエ

イーサリアムの価格が急騰した時の重要イベント

過去を振り返るとイーサリアムの価格は、いくつかのビッグイベントで大きな変動を見せてきました。

ときには20万円を割り込み、「もう終わりかも…」と不安が広がったこともありましたが、2025年5月現在では、再び40万円付近まで回復しています。

大きく上がった背景には、必ず何かがあったのです。

2015年~2017年:イーサリアム誕生から暗号資産バブルまで

この時期、イーサリアムは次第に注目を集め、暗号資産市場のバブルに乗って価格が急騰していきました。

ICO(新規仮想通貨公開)ブーム
➡️多くのプロジェクトが資金調達にETHを利用し、需要が急増。

ミームコインが話題に
➡️DOGEなどのミームコインに注目が集まり、投機資金が流入。

暗号資産のおくりびとが続出
➡️一攫千金で人生が変わった人たちがメディアに登場し、話題に。

この頃、ETHは数百円→10万円超えへと急成長。

まさに、バブル相場の中心銘柄となっていきました。

2018年~2021年:急落からの急騰

イーサリアムは、2018年に大きな試練を迎えました。

ICOブームが終了
➡️一気に資金流入が止まり、ETH価格も暴落

暗号資産市場全体が冷え込む
➡️投資家の関心が急減し、「バブル崩壊」と呼ばれる状況に

しかし、そのあとは急回復へ

NFTブームの到来
➡️アート・音楽・ゲームなどで「所有できるデジタル資産」として注目を集める

DeFi(分散型金融)が急拡大
➡️銀行を介さずに資産運用できる新たな金融の形が広がる

この時期、イーサリアムのユースケースが一気に広がり、価格も再び急騰モードに突入します。

カニエ
カニエ

まさに冬を超えて春が来た時代と言えます。

2022年~2023年:価格が停滞

イーサリアムはこの期間、下落というよりは停滞という形で試練を迎えました。

金融引き締めによる影響
➡️米FRBなどの金利引き上げにより、リスク資産から資金が流出

Terra(LUNA)ショック
➡️大型ステーブルコインの崩壊で市場の信頼が大打撃
➡️DeFiを中心にETH活用の場も一時的に縮小

イーサリアムキラーの台頭
➡️ソラナ・アバランチ・スイなどが台頭し、
 「ETHより速くて安い」イーサリアムキラーに注目が集まる

この時期のイーサリアムは、忍耐力が試された期間といえます。

2024年~2025年:最高値を更新するも、トランプショックで急落

この時期、イーサリアムは一時的に過去最高値を更新し、ついにETHは本格的な上昇フェーズに入ったと誰もが思ったんですが…

ETF承認
➡️米国でETH現物ETFが正式承認
➡️機関投資家の資金流入が本格化

ビットコイン半減期
➡️マクロ的な供給制限により、暗号資産市場全体に上昇ムード

トランプ政権の再登場
➡️暗号資産に前向きな発言が相次ぎ、
  規制緩和・税制優遇への期待が高まる

しかし、そのあと・・・

トランプ関税ショック
➡️米国による関税強化で世界経済が鈍化懸念
➡️投資家心理が冷え、リスク資産から資金が流出

この時期、ETHは一時的に大きく下落したものの

2025年5月現在、すぐに回復の兆しを見せ、再び上昇トレンドへ転換しています。

カニエ
カニエ

上がったり下がったり、振り回されてる感じですが、それだけ市場に熱があるということです。

専門家によるイーサリアムの価格予想【2025年~2030年】

最後に、著名なアナリストや投資家たちが予想するETHの将来価格を見ていきましょう。

「自分で予想するのは不安…」

そんな時こそ、専門家の見解は大きなヒントになります。

カニエ
カニエ

勿論、絶対ではないので、あくまで参考程度にとどめておいてくださいね!

【2025年】イーサリアム(ETH)の価格予想まとめ

2025年のイーサリアム(ETH)について、信頼性の高い金融機関や専門家たちの予想をまとめました。

金融機関・専門家価格予想
スタンダードチャータード銀行(イギリス)$4,000(約58万円)
VanEck(アメリカの老舗資産運用会社)$6,000(約87万円)
Finder(50人の暗号資産専門家の平均予測)$6,105(約88万9千円)
DigitalCoinPrice(AIによる価格予測)最低:$2,263(約33万円)
平均:$5,079(約74万円)
最高:$5,564(約81万円)

2025年5月現在のETH価格は$2,552(約37万円)

この価格から約56%上昇すれば、$4,000(58万円)に到達します。

暗号資産の価格変動の大きさを考えると、このくらいの上昇は十分に想定範囲内です。

【2030年】イーサリアム(ETH)の価格予想まとめ

2030年に向けたイーサリアム(ETH)の価格予想について、いくつかの信頼できる情報源が強気な見通しを示しています。

金融機関・専門家価格予想
VanEck(アメリカの老舗資産運用会社)$22,000(約320万円)
Coinpedia(暗号資産メディア) $15,000(約218万円)
Changelly(トルコの暗号資産交換サービス) $24,000(約348万円)
DigitalCoinPrice(AIによる価格予測)最低:$11,756(約182万円)
平均:$13,255(約192万円)
最高:$13,505(約195万円)
カニエ
カニエ

こうやってみると、「え、5年でそんな上がる??」って思うかもしれません。

そこで、実際に過去のデータと比較して現実味があるのかどうかをチェックします!

【2020年~2025年のETHの成長率】

2020年:$130.79

2025年(予測値):$2,475

上昇率:約1,800%

一方、仮に2030年に$24,000になると仮定すると…

2025年:$2,552(現時点価格)

2030年:$24,000

上昇率:約840%

1800%から比べると見劣りするように感じるかもしれませんが、それでも840%の上昇率は十分に実現可能な範囲です。

カニエ
カニエ

過去の成長を踏まえると、2030年に向けた強気予想も絵空事ではないと言えます。

「イーサリアム、まだまだ可能性ありそう!…でも、いつ買えばいいの?」

そんな疑問を持つ人は多いはずです。

カニエ
カニエ

実は、ベストな投資タイミングは人それぞれ。

あなたの目的や投資スタイルによって、正解は変わってきます。

ここでは代表的な投資戦略と、それぞれに適したタイミングを紹介します。

長期保有(ガチホ)派なら「今」がチャンス

イーサリアム(ETH)の将来に期待されている方にとって、今というのは投資をスタートする絶好のタイミングです。

その理由は以下の通り。

投資では「今の価格」と「将来の価格」の差が収益を生み出す
➡️現在の価格が低ければ、将来の値上がりがそのままリターンにつながる。

アップデートによる価値向上
➡️イーサリアムは定期的にアップデートが行われ、性能や拡張性が向上している。
この技術進化が長期的な資産価値の上昇を後押しする。

長期保有の安心感
➡️短期的な価格の変動に一喜一憂することなく、落ち着いて将来の成長を見守ることができる。

活用分野の拡大が期待される
➡️NFT、DeFi、分散型アプリ(dApps)など、イーサリアムの活用領域は今後も広がっていく可能性は高い。
その結果、長期的な需要の増加も期待できる。

カニエ
カニエ

つまり、長期的にみて価格が上がる確信があるのなら、投資を後回しにする理由はないということです!

⚠️長期投資の注意点

長期保有は非常に有効な投資戦略ですが、万能というわけではありません。

資産を守りながら育てていくためには、事前に知っておきたい注意点も存在します。

長期投資の注意点

一括投資ではなく、少額ずつ積み立てを
➡️リスク分散のためにも、段階的な購入をしたほうが安心。

長期の中にも暴落リスクはある
➡️暗号資産市場はまだ成熟し切っていないため、思わぬ価格の急落が起こり得る。

イーサリアムの将来性に信頼を寄せている方にとっては、今から少しずつ投資を始め、数年後を見据えて保有し続ける戦略は非常に有効です。

カニエ
カニエ

未来の成長を楽しみにしながら、堅実に資産形成を進めていきましょう!

リスクを抑えたいなら「積立投資」

「将来上がるって言われても、今すぐ何十万円も投資するのはちょっと勇気がいる…」

そんな人には積立投資がオススメです!

積立投資がオススメな理由

価格変動のリスクを時間で分散できる

日々の値動きに一喜一憂しなくていい

チャートに張り付く必要なし。時間の余裕も生まれる

少額から始められる(1,000円〜でもOKな取引所も)

結論を言うと、投資初心者は「積立 × 長期保有」が最強です。

なぜなら、コツコツ続ければリスクを抑えつつ将来の資産形成もじゅうぶん狙えるから。

カニエ
カニエ

「投資はちょっと怖いけど、挑戦はしてみたい」

そんな方にはぴったりのスタート方法です。

暴落時は絶好のチャンス

「価格が暴落してる…今は様子見かな」と感じる方も多いと思います。

でも実は、暴落時こそが仕込みの大チャンスになることもあるんです。

カニエ
カニエ

暴落時が買い時になる理由はシンプルで、割安な価格で買えるからです。

価格が大きく下がったときこそ、将来のリターンも大きくなる可能性があります。

暴落時に買うメリット

・割安な価格でETHを買える

・機関投資家も狙うタイミング

・「割安だ」と判断され買いが集中しやすい

・同じ金額でも多くのETHを買える=保有量アップ

⚠️暴落時の注意点

もちろん、暴落時に買えば必ず勝てるわけではありません。以下のリスクもあります。

注意点

・さらなる下落が起きる可能性もある

・底値の見極めが難しい(「まだ下がるかも」の心理に負けがち)

・暴落局面で重要なのは、感情ではなく論理で動くこと

カニエ
カニエ

少し難しいですが安いからとりあえず買うのではなく、市場の状況やニュースを見ながら戦略的にポジションを取ることが大切です。

ビットコインの半減期が引き金に?

ビットコインには約4年に1度訪れる「半減期」というイベントがあります。

これは、マイニング報酬が半分になることで、新規発行量が抑えられ、希少性が高まるというものです。

カニエ
カニエ

「イーサリアム関係なくない?」って思ったかもしれませんが、実はこのタイミングで、暗号資産市場全体が盛り上がる傾向があるんです。

半減期とイーサリアムの価格の関係性

・ビットコイン半減期の年、そしてその翌年にかけてイーサリアムも上がりやすい

・ただし、イーサリアムの上昇はビットコインより少し遅れる傾向がある

・半減期の翌々年には調整(下落)相場に入る可能性が高い

実際に、ビットコイン半減期とイーサリアム価格の関係性を示したチャートが以下です。

ビットコインの半減期とイーサリアム価格上昇の関係性が分かるチャート画像

投資家の期待が高まると、最初にビットコインに資金が集中します。

その後、アルトコインにも資金が回ることで、イーサリアムも後追いで上昇しやすいのです。

カニエ
カニエ

資金の流れは川の流れと似ています。

川の上流側がビットコインだとすると、下流側はイーサリアム。

こんな感じで資金の流れをイメージすると分かりやすいです!

下落相場でも「ショート」で稼ぐ

これはちょっと上級者向けなのでさらっと解説します。

相場が下がっている時でも利益を狙える方法があります。

それが空売り(ショート)です。

空売り(ショート)のざっくりとした流れ

①取引所からETHを「借りる」
➡️自分が持ってなくても、一時的に借りられる。
 
②すぐに市場で「売る」
➡️たとえば、1ETH=30万円で売ったとする。

③ETHが値下がりしたら「買い戻す」
➡️1ETH=20万円のときに買い戻せば…。

差額が「利益」になる
➡️借りたETHは返却。でも手元には差額の10万円が残る。

つまり、「価格が下がる=チャンスになる」トレード手法です。

株式投資でもよく使われている手法です。

空売り(ショート)のメリット

・下落相場でもチャンスが生まれる

・短期で大きなリターンを狙える

・市場の流れを理解している上級者にとっては稼ぎやすい手法

⚠️でも、初心者にはオススメしません!

空売りには、以下のようなリスクや注意点があります。

ロスカット(強制損切り)が発生する場合も

ずっとチャートに張り付いていないと危険

初心者がやると一瞬で資金を失う可能性も

以上のことからも、興味がある人は余剰資金で少額からが鉄則です。

「空売りなんて怖い…」という印象を持つのは当然のこと。

しかし、使いこなせれば強力な武器になるのも事実なんです。

カニエ
カニエ

投資経験があって、相場を読むのが得意なトレーダーの人にはオススメです。

イーサリアムに関するよくある疑問

イーサリアムに関してよくある疑問について、僕の回答をまとめました。

イーサリアムとビットコイン、結局どっちに投資するのが正解?

これ、暗号資産に興味を持ち始めた人が必ずぶつかる疑問だと思います。

結論から言うと、それは投資目的によって変わります。

投資の目的オススメなのは?
暗号資産市場全体に投資したいビットコイン(BTC)
ブロックチェーン技術の発展に投資したいイーサリアム(ETH)

ビットコインはデジタルゴールドとも呼ばれ、金(ゴールド)のような「価値の保存」を目的とした資産です。

暗号資産全体の王様的存在で、価格の基準になります。

カニエ
カニエ

ビットコインに投資をするのは、

暗号資産のインデックスファンドに投資をするような感じです!

一方で、イーサリアムはWeb3のインフラそのもの。

スマートコントラクトの仕組みを通じて技術革新の土台となる暗号資産です。

カニエ
カニエ

ちなみに僕はどっちにも期待してるので、BTCとETH、両方に投資しています!

それぞれに違った魅力があり、両方が暗号資産の未来を支えてると思ってるから。

イーサリアムの技術ってこれから本当に普及するの?

結論、普及する可能性はかなり高いです。

その理由はイーサリアムの持つ分散性が、今の時代の流れとマッチしているからです。

カニエ
カニエ

実際に、SNSやYouTubeの登場で誰もが個人で情報発信できる時代がきたように、イーサリアムによって個人でも信用無しで金融のやりとりができる時代が近づいています。

具体的な普及の兆し

大企業が本気を出している
➡️トヨタは車の所有権をトークン化。メンテ履歴もブロックチェーン管理へ。
➡️ポケモンもブロックチェーン関連の特許を取得⇒希少キャラの限定性を保証。

生活の自動化
➡️行政手続き、契約、所有権の移転などがスマートコントラクトで完結。

インターネットが登場した時も同じです。

最初は「意味わからない」と思ってても、今じゃ皆が当たり前のように使っていますよね。

カニエ
カニエ

イーサリアムも「仕組みは知らないけど普通に使ってる」時代が来ると確信してます!

イーサリアムが「イーサリアムキラー」に抜かれる可能性は?

結論、イーサリアムが抜かれる可能性は低いと僕は考えています。

なぜなら、イーサリアムは分散性や流動性が圧倒的に高いからです。

例えばメルカリとヤフーフリマ

メルカリの手数料:10%

ヤフーフリマの手数料:5%(送料も安め)

手数料を見ると、本来ならヤフーフリマの方がお得なはずなのに、圧倒的に使われてるのはメルカリです。

なぜかというと「人が多い=売れる=使う人がさらに増える」

このネットワーク効果が働いているから。

ブロックチェーンの世界でも同じことが言えます。

いくらイーサリアムキラーが速くて安いとしても…

・開発者が少ない

ユーザーが少ない

アプリが少ない

流動性が低い

カニエ
カニエ

これだとスペックでは勝っててもエコシステムが成長しにくいです。

あと、分散性が低いとセキュリティ面も微妙なんですよね。

イーサリアムがビットコインを超えることってあり得る?

ぶっちゃけると、現時点ではかなり厳しいです。

理由は、ビットコインの圧倒的な信頼性と時価総額にあります。

ビットコインが強すぎる理由

発行上限2,100万枚という希少性
➡️「デジタルゴールド」としての信頼がある。

最初に生まれた仮想通貨としてのブランド力
➡️世界中の個人・機関投資家が保有している。

圧倒的な時価総額差
➡️ 2025年時点
  ビットコイン:約330兆円
  イーサリアム:約45兆円(約7倍の差)

このことからも、現状ではイーサリアムがビットコインを超えるのは現実的ではないです。

しかし、可能性はゼロではありません。

それでも可能性がある理由

イーサリアムが社会インフラになる未来
➡️多くのアプリケーションがイーサリアム上で動く可能性。

イーサリアムの過去の成長スピード
➡️長期ではビットコインよりリターンが大きかった時期も。

技術アップデートの継続
➡️The Merge、Rollups、Proto-Danksharding など、進化の速度が速い。

カニエ
カニエ

ただ、ビットコイン超えが実現するとしても10年や20年スパンの長い物語になると思います。

過去に暴落した理由は?

イーサリアム(ETH)はこれまでに何度も大きく価格が下落しています。

その背景には、技術的なトラブルから世界経済の影響まで、さまざまな理由があります。

今回は、過去に起きた暴落の中でも特に大きなものを4つに絞って分かりやすく紹介します!

イーサリアム 暴落の主な4つの理由

1. The DAO事件(2016)
➡️スマートコントラクトのバグで370万ETH流出。→ ハードフォークでETHとETCに分裂。

2. ICOバブル崩壊(2018)
➡️プロジェクトがETHで資金調達後に一斉売却。→ 供給過多で大暴落。

3. 米国の金利上昇(2022〜)
➡️「リスク取らなくていいじゃん」現象。→ 安全資産に資金流入、暗号資産が売られる。

4. FTX破綻(2022)
➡️信頼されていた大手取引所が破綻。→ 市場全体がパニック売り。

イーサリアムの暴落は、技術・市場構造・マクロ経済・信頼崩壊など、さまざまな要因が絡んでいます。

カニエ
カニエ

価格だけを見るのではなく「なぜ動いたか?」に目を向けることが、次の判断材料になります。

どういうときに税金がかかるの?

暗号資産に関する税金は、ある条件を満たしたときに雑所得として課税対象になります。

主な課税タイミングは以下の通りです。

主な課税タイミング

暗号資産を売却したとき
➡️ETHを日本円に換金したタイミングで課税対象に。

暗号資産で商品やサービスを購入したとき
➡️たとえば保有しているETHでNFTを買うなど、
  「暗号資産を使って何かを得た」場合も対象。

暗号資産を他のコインに交換(スワップ)したとき
➡️ETH → USDTなどに交換したタイミングで、差額に対して課税される。

エアドロップ・ローンチプールなどで報酬を受け取ったとき
➡️無料で配布されたトークンも、その時点の価格で所得扱いになる。

ステーキング報酬を受け取ったとき
➡️ETHなどを預けて得た報酬も、その受け取り時点で課税対象。

また、以下の条件に当てはまる場合に確定申告が必要となります。

確定申告が必要となる条件

・年間の暗号資産による利益が20万円を超えた場合(給与所得がある人)

・副業などの収入と合算して雑所得が一定額を超える場合

・暗号資産を「売る・使う・もらう・交換する」などの行動をした場合

つまり、行動のたびに課税の可能性があるというのが厄介なポイントです。

カニエ
カニエ

知らずに放置するとあとで痛い目にあうので、取引履歴はしっかり残して年末に利益を把握しておく習慣が大切です。

イーサリアムに投資するのにオススメの取引所は?

結論から言うと、以下の3つがおすすめです!

GMOコイン、コインチェック、bitbank

一つ一つ特徴を比較、整理していきます。

GMOコイン
GMOコインのロゴ画像
コインチェック
コインチェックのロゴ画像
bitbank
ビットバンクのロゴ画像
ETHの取り扱い取引所&販売所の両方販売所のみ取引所&販売所の両方
手数料(取引所)Maker -0.01%、Taker 0.05%
(かなり安い)
Maker -0.02%、Taker 0.12%
(安い!)
手数料(販売所)約4.8%0.1%~5%約4.8%
出金手数料無料1回あたり407円- 3万円以下:550円
 - 3万円超:770円
セキュリティGMOグループ傘下で安心感◎マネックスグループ傘下で安心感◎非上場企業(bitbank株式会社)
ポイントとにかく手数料が安く、信頼性がダントツ!「銀行口座から自動引き落とし」で積立ができる!(これ本当に便利)取扱銘柄数は国内最多の42種類。アプリがとにかく使いやすい!
こんな人におすすめ手数料、信頼性重視の人ほったらかしで積立投資をしたい人銘柄をいろいろ触りたい人、アプリの使いやすさ重視の人
カニエ
カニエ

ちなみに僕は、メイン口座をGMOコインにして毎月の積立をコインチェックで運用。

色々な銘柄を触りたい時や海外取引所に送金する時はbitbankを使っています!

以上です。

-暗号資産の基礎知識